はじめに・・・

 
 平成13年度、「滋賀県障害者施策長期構想2010『自立・共生・安心の暮らし創出10年計画』(目標年次平成22年度)」を策定しました。この長期構想では、「自立・共生・安心の暮らし創出」をめざしており、ノーマライゼーションの理念を基本に、障害のある人が個人として尊重され、地域における支えあいの中で自立し、生きがいとうるおいをもって生活できる社会の実現を基本目標としています。さらに、滋賀らしい取り組みとして、県民とのパートナーシップによる多彩な活動や、地域でともに暮らし働くための生活や就労の支援、自治会、小学校区、市町村、広域といった4重層のセーフティーネットにおける総合的な施策の推進を行うこととしております。
 
 一方、障害者福祉サービスについては、社会福祉基礎構造改革にかかる全国的な制度改正として、平成15年4月からは、これまでの行政がサービスの内容を決定する「措置制度」から、利用者とサービス提供事業者との自由で対等な契約に基づく「支援費制度」への大転換が行うこととされています。「利用者の立場に立った社会福祉制度の構築」をはじめ、「サービスの質の向上」や「社会福祉事業の充実・活性化」「地域福祉の推進」などが進められることとされています。
 
 このように平成14年度は、長期構想の実現に向けた具体的な施策の検討、支援費制度への円滑な移行準備を進めているところであり、過渡期の年にあたります。この制度移行に当たり県としましても、関係機関との連携をより密にし、皆様の幅広いご理解を得ながら県民とのパートナーシップによる活動を一層促進し、本県の福祉の基盤をより一層強固なものとしてまいりたいと考えていますので皆様のご協力をお願いいたします。
 なお、この冊子では、滋賀県の施策を中心にできるだけ多くの施策・制度を網羅できるよう説明を簡素にしています。制度によっては、細かい制限や助成枠などがありますので、ご利用にあたってはご留意をお願いします。


平成14年(2002年)9月

滋賀県健康福祉部障害福祉課長
井  上    正


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