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愛荘町で活躍中の朗読サークル「ふきのとう」を紹介します。

掲載されている記事は、2007年の取材時の内容です。

 
平成12年2月から、愛荘町の愛の郷で行われていた朗読講座がきっかけで生まれたそうです。
当時の受講生の中から、せっかく講座を受け勉強したのだから、これを生かし、続けて活動をしたいという声があがり、その趣旨に賛同したメンバーが集まり小さなサークルがスタートしました。
そのサークル誕生の時期が、早春であったのに合わせて「ふきのとう」と名
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をつけられました。 現在はメンバー12名。 主に高齢者・視覚障害者の方のために、お話をテープに吹き込んだり、依頼があると朗読(劇)をしにいったりと、湖東地域を中心に活動をされています。
メンバーの年代は、20才代から80才代と幅広くバラエティーに富んでいて、仕事を持っている人がほとんどなのですが、活動日には皆、時間をやりくりして集まっているそうです。
  
 
活動日は第2・第4土曜日の月2回。13:30〜16:00まで。
愛の郷で行われています。
まずは、活舌練習から始まります。
朗読の練習には講師の先生がおられますが、ご本人も視覚障害をお持ちで、聞き手としてのアドバイスもいただきながら、日々練習に励まれておられます。
 
 
視覚障害者の方からのリクエストによる「愛荘町議会便り」をテープに吹きこむ。

サークル全員で選んだエッセイ・民話・童話などを朗読練習し、録音してテープを作る。愛荘町図書館や社会福祉協議会へ配布されています。

施設からの要望により行う紙芝居・朗読劇の練習
 
 
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現在、湖東地域を中心に活動を行っておられます。

年4回、愛荘町の議会便りの朗読
老人ホームの行事に参加して朗読劇等を行っている
毎年クリスマスコンサートに参加
年2回、障害児の皆さんにも参加してもらっている
ボランティアの集い等で朗読劇(道具も使って劇をしている)を披露
ラジオ大阪にて「はるこの声の図書館」の収録に参加
その他、地域の小集会にも依頼により参加されています。
 
 
初めは手探りでスタートした小さなサークルでしたが、だんだんと大きなステージへとその活動の場が広がり、緊張の中に達成感を味わいながら、充実した楽しい活動をされているようです。
「活動しながら自分も喜びをもらっている。」
「世代を超えて元気をもらったり、自分の持っている力で人を助けられること・喜んでもらえることが嬉しい!」

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など、メンバーのみなさんから、いろいろなお話を聞かせていただきました。そして、モットーは、全員が朗読を楽しみながら、そしていつまでも長く続けたい!ということだそうです。
お話を通して、人と人とがつながりあうことはとても素敵なことで、「ふきのとう」さんの朗読を楽しみに待っておられる皆さんの様子が目に浮かぶようです。
これからも、たくさんのお話を皆さんに届けてください。楽しみにしています。
 
今は、女性ばかりですが、男性の方も大歓迎です。朗読に興味のある方は一度、サークルを覗いてみませんか?
○テープへの録音に読む本のリクエストも受け付けています。
○公演依頼も募集中!
連絡先:「ふきのとう」
代表者:成宮 瑛子
愛荘町社会福祉協議会 愛の郷事務局 大島 宏美
電話番号:(0749)42−7170
 
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