第4章 風水害に備える
4 発生時の対応
 台風や大雨による危険が予測される時には、避難勧告や避難指示が出されますが、避難までの間に土砂崩れなどが突発的に発生する可能性もあります。
 パニック状態にならず、適切な行動で身の安全を図るようにします。
 できる限り、固定したものにつかまり身の安全を図るよう指示したり、つかませるようにし、他の家族など支援者に居場所を知らせます。
 座布団、クッションなどで頭を守るよう指示したり、守るようにします。
 建物の倒壊により閉じこめられたり、ケガをして動くことができない場合は、外の人に聞こえるように大声を出したり、物をたたいたり、携帯ブザーや笛で居場所を知らせ、助けを求めます。
 障害のある人や高齢者だけが閉じこめられた場合は、声をかけるなどにより居場所を確認し、周囲の人や自主防災組織などに援助を求め急いで救出を図ります。