第４章　風水害に備える ２　警報発令時の対応 （1） 　安全対策をする ア 　アンテナや煙突、ガラス窓や板塀、看板などを補強します。 イ 　瓦のズレがあれば補修します。 ウ 　ベランダにある物干し竿や鉢などの小物は室内に取り込みます。 エ 　外回りの道具や箱類の取り込み、資材や長尺物の安全確認をします。 カ 　停電に備えて、懐中電灯やラジオなどを用意します。 キ 　床上浸水に備えて家財道具や食料品、衣類、寝具などの生活用品を高いところへ移動します。 　 （2） 家での対応 ア 　災害のための備え（非常用品、備蓄など）を確認します。 イ 　防水性に優れ、行動しやすい長袖、長ズボン等に着替え、軍手や雨合羽や長靴を用意します。 ウ 　不要不急の外出、旅行は控えます。 エ 　非常用持出袋の点検を行い、家の出入口にヘルメット、懐中電灯、履物といっょに用意し、いつでも避難できるようにしておきます。 カ 　隣近所や自主防災組織に家にいることを伝えておき、情報や援助を得られやすいようにしておきます。 　 （3） 外出中の対応 ア 　河川の側や壊れやすい崖等の危険な箇所を避けてすみやかに帰宅します。 イ 　運転中の車は、飛来物などに気をつけながらゆっくり走り、警察官などの指示に従います。